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【高校ラグビー】全国2連覇の桐蔭学園が優勝報告会 藤原監督「疲弊を乗り越え優勝できた」

カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年1月8日 18時50分

選手を代表してあいさつした桐蔭学園の主将申=横浜市青葉区の同校食堂

 第104回全国高校ラグビー大会で2大会連続5度目の優勝を果たした桐蔭学園フィフティーンが8日帰浜した。横浜市青葉区の同校で行われた優勝報告会では、出迎えられた在校生や職員、保護者らと喜びを分かち合った。

 今大会は大阪桐蔭(大阪第1)との準々決勝、国学院栃木(栃木)との準決勝は後半で逆転するなど接戦続きだった。藤原秀之監督(56)は「元気に活躍したように見えるかもしれないが、非常にタフなコンディションで選手はかなり疲弊した。それをなんとか乗り越えて優勝を勝ち取れた」と総括し、選手をねぎらった。

 東海大大阪仰星(大阪第2)との決勝前日は練習せずにコンディション調整に努めた。その結果、40―17で圧勝し関東勢最多タイとなる2度目の快挙を達成。主将のフランカー申驥世(3年)は「(今季)2度負けていた大阪桐蔭さんにリベンジができたし、大阪勢を初めて決勝で倒すこともできた。来年も再来年もまた頑張ってくれると思う」と、後輩たちに期待を寄せた。

 代替わり後の初戦となる県新人大会準々決勝は19日に行われる。

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