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過半数目指すのは当然 参院選神奈川選挙区を巡り立民・小沢一郎氏単独インタビュー

カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年1月17日 19時20分

インタビューに答える立憲民主党の小沢一郎氏=16日、国会内

 立憲民主党の小沢一郎総合選対本部代表代行は17日までに、神奈川新聞社の単独インタビューに応じた。夏の参院選神奈川選挙区(改選定数4)で現職2人を擁立する方針を巡り、「共倒れ」を懸念し一本化を求める声が県連内部から上がっていることについて、「民主主義とは多数決であり、過半数を目指すのは当然だ。万年野党でいいという議員や組織とは、私はくみすることはない」と述べた。

 ─参院選の戦い方は。

 「2007年参院選のように野党が過半数を取る、すなわち自公が過半数を割る状況になるよう全力で戦わなければいけない。(昨年の)衆院選は野党がヒットを打って得点したのではなく、与党の失策でわが方が得点したのが実態だ。この状況が参院選も続くと思ったら大間違い。『国民の生活が第一』の原点をもう一度思い起こし、一生懸命やれば結果はついてくる」

 ─野党共闘の考え方は。

 「改選定数1の1人区で野党共闘は不可欠だ。私が(旧民主党)代表だった07年は1人区の29選挙区のうち野党は23選挙区で勝ち過半数を取った。候補者選びは野党同士が『予備選』をするのが理想的だが、現実的にはなかなか難しい。各党なりの方法で、国民の信頼を一番集めている候補者に絞って擁立する以外ない」

 ─改選定数2以上の「複数区」の戦い方は。

 「野党第1党のわれわれが政権を狙うなら、なるべく過半数の候補者を擁立して戦うことになる。過半数を目指して常に戦うという原則を貫く以外にない」

 ─神奈川選挙区では現職2人擁立の方針を決めた。

 「4人区で過半数を目指すならば本来は3人立てなければいけない。07年参院選では当時3人区の神奈川選挙区で2人立てて2人当選させた。今は4人区になったが、野党で過剰競争になっちゃいかん。現職が2人いるのだからこれを1人にするという論理は敗北主義であり、民主主義の否定だ。神奈川選挙区は2人から減らす理由はない」

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