「2年生が考えました」 横浜高島屋で小学生考案のパンを販売 「まるっとチョコうさぎパン」など全4種

店頭の看板も児童が考案した＝横浜市西区の横浜高島屋

　横浜高島屋（横浜市西区）は、精華小学校（同市神奈川区）の2年生が考案したパンを、地下1階ベーカリースクエアで販売している。3回目となる今回は、「まるっとチョコうさぎパン」など全4種類を扱っている。28日まで。

　児童らは学校で、どんなパンが好きかなどのアンケートを実施した上でアイデアを出した。商品はサンジェルマン（同市港北区）が製造。店頭には子どもたちの好みやすい甘いパンだけでなく、総菜パンも並ぶ。

　17日には「パンプロジェクト」に参加した児童約80人が同店を見学。参加した児童（8）は「みんなで考えたパンが並んでうれしい。お客さんにも食べてほしい」と笑顔を浮かべた。

　児童らは、サンジェルマンの売り場を運営するハットコネクト（同市中区）の中島慶社長から事前に製造や流通などを学び、POP（店内広告）も制作した。高橋茉奈教諭は「マーケティング学習を通じて、児童の当事者意識を育めれば」と期待を寄せていた。

　価格は1個314～422円。