大麻リキッド密輸しようとしたか 元サッカーJ3・SC相模原の選手を告発 制汗剤の容器に隠匿、横浜税関が発見

横浜税関が押収した大麻リキッド4本。制汗剤の容器に隠匿されていた（同税関提供）

　横浜税関は24日、関税法違反（輸入未遂）の疑いで、米国籍で東京都三鷹市、プロサッカー選手の男（30）を横浜地検に告発した。

　告発容疑は、氏名不詳者と共謀して2022年1月3日、米国から国際小包郵便物で大麻リキッド4本（計約2.8グラム）を輸入しようとした、としている。

　同税関は男の認否を明らかにしていない。

　大麻リキッド4本はプラスチック製の制汗剤の容器1個に隠匿されていたが、同税関川崎外郵出張所の検査で発見された。同税関は自己使用目的だったとみて調べている。

　神奈川県警は今年1月、男を改正前の大麻取締法違反（輸入）の疑いで逮捕していた。

　男は14～15年にサッカーJ3のSC相模原に在籍し、2年間で59試合に出場。現在はアメリカのプロサッカーチームに在籍し、オフシーズンには日本に来ていたとみられる。