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日本丸はどう戦禍をくぐり抜けたのか 戦後80年に合わせ、横浜・みなと博物館で解説講座

カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年1月26日 20時30分

戦前から戦時中、戦後の日本丸の動きを学んだ参加者ら=26日、横浜市西区

 国の重要文化財に指定されている「帆船日本丸」がどのように戦禍をくぐり抜けたのかを解説する講座が26日、横浜市西区の横浜みなと博物館で行われた。同館が戦後80年の節目に合わせて企画した。

 講座では現在の船長の村田信さん(62)が、戦時中の航海日誌などを元に日本丸の動きについて説明した。全長約97メートル・幅約12メートルの日本丸は1930年に船員養成用の練習船として建造され、84年に引退するまで約1万1500人の船員を目指す実習生を育て上げた。

 しかし、41年に太平洋戦争が勃発するとヤードや帆げたなどが取り外され、訓練の傍ら瀬戸内海で石炭などの貨物を運ぶ船としての任務に就いた。終戦間近の45年には、練習船でありながら、爆撃機対策として25ミリ単装機銃台などが装備されたという。

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