逗子斜面崩落5年「教訓忘れない」 事故現場で追悼、再発防止へ誓い新た
カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年2月5日 21時11分
神奈川県逗子市内のマンション敷地斜面が崩落し、女子高校生(18)が死亡した事故から5年となった5日、事故現場で桐ケ谷覚市長らが献花した。関係者は「事故の歴史を無駄にはしない」と再発防止に誓いを新たにした。
事故が発生した午前7時58分、女子高生が亡くなった現場では、地震被災地などの復興支援の活動を続ける学生団体「3.11つなぐっぺし」の中高生2人も黙とうをささげた。同団体のメンバーで中学2年の仲井間湊太さん(14)は「当時は小学生で身近に起きた事故に驚いた。事故(の教訓)をつないでいきたい」と振り返り、高校1年の斉藤雅流(がる)さん(16)は「自分の同年代の人がどんな思いで亡くなったのか。災害の被害を減らす活動を続けていきたい」と改めて決意を口にした。
亡くなった女子高生は小学生のころ、東日本大震災の復興支援活動に参加していた。市長就任前に被災地で会ったことがあるという桐ケ谷市長は「生きていれば今は社会人になっていた。本当に残念な気持ち。崖地の多い逗子で(擁壁の)亀裂などをチェックしていき、安全な街をつくっていきたい」と声を詰まらせた。
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