【藤沢市予算案】一般会計は2年連続で過去最大、村岡新駅関連に21億円

藤沢市役所（資料写真）

　藤沢市は6日、総額3143億7500万円となる2025年度当初予算案を発表した。一般会計は児童手当の拡充や大型事業が重なり、2年連続で過去最大を更新した。

　歳入は、柱となる市税が前年度比4.8％増の約894億円。市民税は定額減税終了と労働人口増加から約34億円（8.8％）増え、個人税は9.2％増、法人税も企業収益が堅調で5.1％増となった。　　

　歳出は、32年開業を予定するJR東海道線村岡新駅の関連工事などで約21億円、藤沢駅の駅前広場再整備など約17億9千万円、村岡市民センター改築でも約17億9千万円を計上。妊婦健康診査や産後ケアの支援を拡充、第2子以降の保育料の負担軽減など、子育て世代を手厚く支援する。