横浜市議・南区補選 国民民主の熊本千尋氏が初当選 玉木氏や榛葉氏が相次ぎ来援、野党の混戦制す
カナロコ by 神奈川新聞 / 2025年2月9日 23時25分
横浜市南区の市議補欠選挙(欠員1)は9日に投開票され、国民民主党の新人で介護士の熊本千尋氏(30)が初当選を果たした。昨年の衆院選で躍進した党の勢いそのままに支持を広げ、政権与党不在で野党4党による混戦を制した。
投票率は23.8%で、2023年の前回を17.5ポイント下回った。
自民党市議が「海外での事業展開」を理由に辞職したことによる補選。自民は経緯を踏まえて候補擁立を断念し、連立政権を組む公明党も静観した。元首相の地盤ながら与党の候補がいない異例の構図となり、国民と立憲民主、日本維新の会、共産の4党が1枠を巡って争った。
国民にとっては市会での代表質問権などが得られる交渉会派入りに必要な「悲願の議席」とあって、玉木雄一郎代表(役職停止中)や榛葉賀津也幹事長が相次いで来援。SNS(交流サイト)も駆使し、幅広い世代に訴求を図った。
熊本氏は元東京メトロの運転士。組合活動に携わる中で、子育てや介護と仕事の両立に悩む同僚の声に触れて政治の道を志した。選挙戦では訪問介護の経験を基に「優しく、温かい政治をしたい」などと訴えた。
ほかに立候補したのは、立民新人の佐藤啓治氏(42)、維新新人の小西大貴氏(31)、共産元職の荒木由美子氏(65)。立民や維新も党幹部が続々と選挙区入りするなど「国政選挙さながらの体制」を敷いたが、及ばなかった。
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