『ごちそうさん』出演の菅田将暉が見た目を褒められるより嬉しい言葉とは?

太田出版ケトルニュース / 2014年5月30日 8時13分

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2009年に仮面ライダーシリーズ史上最年少で『仮面ライダーW』のライダー役に選ばれて以来、映画『共喰い』(13年)、『泣くな、はらちゃん』(13年)など、次々と話題作に出演してきた菅田将暉(すだまさき)。着実にステップアップしてきた菅田だが、昨年から今年にかけて出演した連続テレビ小説『ごちそうさん』は、彼にとっても特別な作品となったようだ。現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.113で、菅田はこのように語っている。

「『ごちそうさん』で僕を知ってくださった方がいろいろ調べてくれて、“あっ、あの役も菅田くんだったんだ!”というコメントを寄せてくれることが多いんです。それはまさに狙い通りで、すごく嬉しい。ライダーでデビューした後、いろいろな役を演じるにあたって、自分の名前を知ってもらうことよりも、それぞれの役として生きることを大切にしてきた。それらが繋がっているような気がします」

4月19日に公開された『そこのみにて光輝く』では、ヒロイン・千夏(池脇千鶴)の弟で、千夏と主人公・達夫(綾野剛)とを結びつけるキューピッド役を演じている菅田。同作の呉美保監督は菅田を「感受性の塊」と評したが、本人はそれを否定している。

「出会う人たちがみなさん凄い感性の持ち主だらけなので、自分を感受性があるなんてまったく思わないです。映画を観て泣いたこともないし、日常生活でもエキセントリックじゃないし。ただ、『仮面ライダーW』の後半で初めて泣くお芝居をしたときに、泣けるわけがないと思っていたら、涙が止まらなかったんです。あの瞬間以来、生身の人間が生み出す一瞬の美みたいなものを、お芝居を通して求めているような気がします」

そんな彼は、「大阪にいた頃の自分は、人前に出る仕事なんてできるわけない」と思っていたものの、いろいろな作品に出ることで、少しずつ自信が生まれてきたのだという。高校時代には、“モテ期”のようなものがあったものの、「表面的なものって自分が努力して勝ち得た評価じゃないからすごく怖かった」そうで、“あの役よかったよ”“いい映画だったね”と声をかけられるほうが、自分にとっては価値や喜びがあるそうだ。(文中敬称略)

◆『クイック・ジャパン』vol.113(2014年4月12日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.113

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