プロフェッショナルが考える“伝える”とは コピーライター・小西利行×俳優・六角精児

太田出版ケトルニュース / 2014年6月2日 6時51分

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スマートフォンの普及によってFacebookやTwitterといったソーシャルなメディアが生活の一部になり、ネットやSNSを通じて、世界中の人と簡単にコミュニケーションを取れる時代になった。

そんな中、自分の身近な人たちとは、どのようにコミュニケーションを取るべきなのだろうか。また、上手にコミュニケーションを取る方法は存在するのだろか。

そんな疑問に答えるべく、日産自動車「セレナ」や、サントリー「伊右衛門」を手掛けた人気コピーライター小西利行氏が「あなたの言葉は伝わっているのか?」と題したトークイベントを、渋谷ヒカリエCOURTで2部に分けて開催した。

第1部では、総合出版社・宣伝会議から6月9日に発売される『伝わっているか?』を題材にし、著書でもある小西氏が登壇。コミュニケーションについて「もっと相手のことを思って言葉を選ぶべき」とアドバイスした。自分が相手に何かを伝えようとする時「口にしたからといって必ずしもそれが相手に伝わっているとは限らない」と付け加えた。

第2部では、映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』で主演を務めた俳優・六角精児氏を交えて対談が行われた。役者として“伝えること”を意識して演技をする六角氏。「どんなものに対しても“なぜ”と常に疑問を持つようにしている」とコミュニケーションに対する考えを露わにした。「相手に対して疑問を持ち、関心を向けることで、相手の立場や考え方がわかってくる」とも。

コピーライターと俳優という、まったく異なる世界で仕事をする小西氏と六角氏。実はCMで一緒に仕事をしたことがきっかけで、プライベートでお酒を交わすくらい親交が深まったという。そんな二人に共通するスタンスは「相手の立場を考えること」。

「言葉を変えれば、仕事が変わる、恋愛が変わる、世界が変わる」と小西氏がコピーライティングした著書『伝わっているか?』。すぐにでも使える“伝わるる言葉”のメソッド集であり、六角氏は「共感できる部分が多く、とても読みやすくておもしろい」と感想を述べた。

SNSが普及する中で、一方的なコミュニケーションの取り方が増えているが、この一冊をきっかけに、“相手のことを考えるコミュニケーション”について考えてみるのもおもしろいかもしれない。

【関連リンク】
『伝わっているか?』(宣伝会議)

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