「カッパ」「ミニ東京駅」「土偶」 日本一のユニーク駅舎は?

太田出版ケトルニュース / 2014年8月21日 9時16分

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「青春18きっぷ」で見知らぬ土地を旅していると、日本各地に面白い駅舎があることに気づきます。カッパや“ミニ東京駅”、遮光器土偶など、そのバリエーションはさまざま。それぞれどのような経緯で、そのような駅舎ができあがったのでしょうか?

久留米と大分を結ぶ久大本線の田主丸駅は、駅舎がそのままカッパの頭になっています。これは田主丸駅の周辺がカッパの里として有名だからで、遠くから眺めると、まるでカッパが寝そべっているよう。カッパの頭の部分は、「たぬしまるふるさと会館」として機能しています。

一方、埼玉県を走る高崎線の深谷駅は、まるで東京駅の丸の内口そっくりで、「ミニ東京駅」とも呼ばれています。これは、深谷市が東京駅舎に使われているレンガの産地だから、というのが理由で、近寄って眺めるとまるで東京駅! ただし、実はレンガ柄のパネル……という切ない一面もあるようです。

そして、東能代駅(秋田県能代市)と川部駅(青森県南津軽郡田舎館村)を結ぶ五能線の木造駅は、エントランスを出て10メートルほど歩いてから振り返れば、駅舎に巨大な遮光器土偶がどーんと張り付く大迫力。近隣の亀ヶ岡遺跡から出土した遮光器土偶がモチーフなので、通称は「シャコちゃん」と呼ばれています。

その身の丈は17メートルにもおよび、列車が到着すると目からビームを出していたことでも有名ですが、現在では「ビームは出ない」というのがもっぱらの噂。そこで木造駅に電話で確認したところ、「通常が光らせていないけれど、ご要望があれが光らせることはありますよ」とのご返事を頂きました。

◆ケトル VOL.20(2014年8月11日発売)

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