小栗旬が年下俳優の演技に「俺らにはできない」

太田出版ケトルニュース / 2014年9月19日 8時38分

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10代の頃から俳優として活躍してきた小栗旬と、2006年にデビューし、現在、連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインの夫役を演じている鈴木亮平は、生まれ年こそ違うものの学年では同級生の31歳。その年代といえば、下からどんどんと新世代の役者たちが追い上げてくる年代だが、彼らは年下俳優をどのように見ているのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.115で、2人はこのように語っている。

小栗 「俳優ってどんな役でもやれるようになりたいと言いますけど、できる役とできない役っていうのが絶対にあると思うんです。この間も大東(俊介)くんと劇場でそういう話をしました。大東くんは今、池松壮亮くんにとても嫉妬をしているらしくて」

小栗によれば、池松が出ている舞台『母に欲す』を観に行った大東の知り合いが、池松の演技を絶賛し、その話を聞いた小栗と大東は「僕らにはできないなー」と思ったのだとか。大東が“ネオゆとり世代”と名づけた彼らの凄さを、小栗はこう解説する。

小栗 「たぶん染谷(将太)くんもそうだと思うんだけど、本当に死んだ目ができる人たちなんです。『未来への期待なんか何もない』っていう根本があるから、熱のない芝居ができるんですよね。それって、僕らにはできないんですよ。どうしても目に熱が入ってしまうから、生きた目になってしまう。キャスティングは適材適所なので、生きた目の役に俺らが呼ばれればいいだけの話なんですけど、俺らもやっぱり死んだ目の役を演じたい気持ちはある」

この説明には、鈴木も「僕らみたいな俳優は、本当に死んだ目に憧れます(笑)」「『あの目やりてー』って真似しても、全然違うんですよね」と、強く同意。小栗はそんな“ネオゆとり世代”を、「モンスターみたいなやつら」と評し、

「僕らはそれを欲しがっても手に入れられないけど、俺らは俺らにできることをやるしかない。生きた目と情熱で、肩を組んで走るしかない(笑)」

と、述べている。

◆『クイック・ジャパン』vol.115(2014年8月11日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.115

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