陳暁夏代×曹小優 中国で職も学もあるのになぜ海外へ?(中国美女漫談)

太田出版ケトルニュース / 2020年10月29日 16時0分

陳暁夏代と曹小優が語り合う

今、注目の国・中国。日本と中国の背景を持つ陳暁夏代(ちんしょう・なつよ)が、カルチャーシーンをリードする様々な職業の中国美女をゲストにお迎えし中国と日本を語り合う連載がワンテーママガジン「ケトル」にてスタート! 第7回の美女は、学生時代から中国の文芸誌で小説を発表している曹小優さんです。

夏代:小優は来日して10年ということだけど、作家としてはいつから書き始めたの?

小優:これは、日本に来た理由でもあるんだけど……私の世代では、日本のコンテンツが人気があって“哈日族”と呼ばれていたくらい。私自身も子供の頃から好きで、カルチャー的にとても影響を受けて。

夏代:私もそうだった!

小優:それで自分でも高校の頃から小説を書き始めて、雑誌に寄稿したりもしていたんだよね。ちょっとファンもついてきて、それを見た今の事務所にスカウトされたという感じかな。

夏代:ひとつのことを10年以上続けるのはすごいよ。

小優:当時最も有名なパブリッシャーだった郭敬明の出版社「最世文化」と契約してデビューしてから今までに、約100篇書いたかなぁ。中国の文芸誌『最小説』で短編、長編小説を寄稿してる。

夏代:その後、中国の大学に進学したよね。今は東京在住だけど、どうして、中国で職も学もあるのに海外へ?

小優:そうだなぁ、そもそも日本文化が好きだから抵抗はなくて。在学中に日本人留学生と会話していく中で進路を考えたとき、日本に行くのはありかなと思って。独学で日本語を勉強して、卒業後、日本に渡ったよ。

夏代:日本に来て就職?

小優:そのまま大学院に進学した。東京大学に。

夏代:東大!?

小優:語学を強化する必要はあったから大学に行こう、と。

夏代:親の反対は?

小優:もちろんこのまま中国で就職した方がいいとか、心配とかはあったかな。でも私はまぁ、好きなことをしたい性格だから。

夏代:小説は書き続けてる?

小優:うん、幸いどこにいてもできる仕事だから。現在は米国系の出版社に勤める傍らで、執筆活動を続けてる。

夏代:気になるのは、日本に来て10年だけどずっと中国人向けに中国語で中国の媒体で連載しているじゃない? でも中国の変化や中国人の変化はあるわけで、執筆で困ることはない?

小優:ある! 私の日常は今、日本だからどうしても日本の感嘆語だったり思考回路だったり、日本風の表現になってしまって、中国語でそれを表すときどうすればいいんだろう? とか!

夏代:環境で作風も変わったの?

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