「おそ松」役演じる櫻井孝宏が語る“真剣そのもの”の制作現場

太田出版ケトルニュース / 2020年11月23日 16時0分

『Quick Japan』vol.152は「ヤバイT シャツ屋さん」特集

テレビアニメ『おそ松さん』第3期の放送が10月にスタート。すっかりおなじみになった6つ子たちが戻ってきた。第3期の解禁映像がYouTubeで公開されると、再生回数が120万回を超えるなど、期待の大きさは半端ではないが、おそ松役の声優・櫻井孝宏は、どのような心境なのか。2020年10月24日発売の『クイック・ジャパン』vol.152で、櫻井はこのように語っている。

「正直、久しぶり感はないですね。まあ理由はいくつかあるんですけど、大前提として6つ子たちの日常を切り取っているような作風なので、ちゃんと区切りがあるわけじゃないんです。だから第3期がはじまるとはいえ、リスタートというよりも51話目が放送される感覚です。それはキャストだけじゃなくて、藤田(陽一)監督、脚本の松原(秀)さんも同じだと思います」

第2期と第3期の間には劇場版も公開されており、作品に対する感覚が鈍る間はなかった様子。これほどまでに愛される理由は、やはり制作陣の努力も大きいようだ。

「やはり藤田監督、松原さんの力が大きいです。なにより突き詰めていけば『おそ松くん』があっての『おそ松さん』なので、原典の持つ揺るぎない土台がある。我々がふざけようが下品なアプローチではしゃごうが許されているのは、その確固たる土台があるからこそだと思ってます」

ふざけているようでいながら、実は家族愛や兄弟の絆などを描く『おそ松さん』。脚本についてキャストが意見することもないという。

「基本的に我々は台本のセリフを一切変えません。それぐらいキャスト陣は忠実にやってますね。やっぱり我々の一存で変えないほうがいいと思いますし、とにかくいただいた脚本の魅力を、いかに表現できるかが仕事だと思ってます。キャストも常に真剣勝負というか。そういう意味では、みんなすごく生々しい向き合い方をしているんですよね」

これだけ多くの人に愛され続けるのは、携わる人間が作品に愛情を持ち、真摯に向かい合っているからこそ。櫻井は「『おそ松さん』を作るのって実は全然優しいものではないんですよね」と、語っており、制作現場は緊張感に満ちた真剣勝負のようだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.152(2020年10月24日発売/太田出版)

【関連リンク】
クイック・ジャパン152-太田出版

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