「竹と衝突」列車の窓が走行中に割れ1人がけが 人身事故もあり約2300人に影響

KKT熊本県民テレビ

18日朝、JR豊肥線の列車の窓が走行中に割れる事故がありました。列車はそのまま次の駅まで走行し、1人がけがをしました。

座席に散らばったガラスの破片と大きな穴が開いた窓。窓の目の前に座っていた乗客が撮影した写真です。

KKT熊本県民テレビ

走行中の列車の窓が割れたのは、JR豊肥線の原水駅と肥後大津駅の間です。

警察とJR九州によりますと、18日午前7時50分ごろ、熊本発肥後大津行の普通列車の窓にひびが入り、その後割れました。

列車にはおよそ150人が乗っていて、このうち1人がバッグについた破片を手で払った際に軽いけがをしました。

窓が割れたのは3両編成の先頭車両で列車は原水駅を出発後にガラスが割れ、そのまま走行を続けたということです。

終点である次の肥後大津駅に停車後運転士が割れたガラスを確認しました。

JR九州は原因について、「線路上で倒れ掛かっていた竹と衝突したため」とコメントしています。

■緒方太郎キャスターリポート「窓が割れた現場付近に来ています。線路の方を見てみるとかなり木がうっそうと生い茂っています」

KKT熊本県民テレビ

なぜ線路上に竹が倒れ掛かっていたかはわかっていないということです。

このほかJR豊肥線では午前9時前にも下り列車に人がはねられ死亡する事故が起きて遅れや運休が発生し、2つの事故を合わせておよそ2300人に影響が出ました。

KKT熊本県民テレビ

KKT熊本県民テレビ

この記事の動画はこちらから再生できます