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【過去最大】熊本市電 運転士不足や車両不足で減便へダイヤ改正

KKT熊本県民テレビ / 2024年6月20日 19時35分

熊本市電

熊本市交通局は、運転士の人員不足や故障による車両不足に対応するため、平日の運行本数を最大15%削減するダイヤの改正を行うと発表しました。過去最大規模の減便になるということです。

KKT熊本県民テレビ

熊本市交通局では、退職者などが相次いだほか、1日に平均で車両2台に故障が見つかるなど、運転士の人員不足と車両不足が課題となっています。このため6月29日から全体的な運行本数の削減や最終便の時間の前倒しなど、ダイヤを大幅に改正します。

KKT熊本県民テレビ

<運行本数(6/29から)>

【平日】433本→369本(64本、15%減)

【土曜】437本→376本(61本、14%減)

【日祝】432本→374本(58本、13%減)

また、曜日を問わず終電の時間を前倒しし、最大で42分繰り上がります。

さらに車両不足に対応するため、平日朝の最大出庫台数を33台から31台に減らすということです。

熊本市交通局によりますと、今回のダイヤ改正による減便は過去最大規模だということです。

一方対策として熊本市交通局は今年度、職員を10人採用し、来年4月から運転士として乗務できるよう教習を行っているほか、新型車両の導入などで車両を増やすとしています。

ダイヤの改正は6月29日からで、熊本市交通局のホームページで確認できます。

熊本市は極度のマイカー社会で、政令指定都市の中で「渋滞ワースト1位」という実態があります。県知事や熊本市長は、公共交通機関への転換を促しています。

そんな中での今回のダイヤ改正。熊本市交通局は「必ず状況を改善して利便性の高い市電にしたい」とコメントしていますが、行政には、より現実的な施策が求められます。

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