【災害に厳重警戒】28日午前中にかけ"熊本県"初の線状降水帯予測情報
KKT熊本県民テレビ / 2024年6月27日 21時36分
県内は27日夜から28日午前中にかけ線状降水帯が発生するおそれがあり、災害のおそれが高い警戒レベル4相当の大雨となるおそれがあります。
県内でもすでに熊本市などで「高齢者等避難」の情報が発令されています。避難に時間がかかる方は避難の準備をしてください。
熊本地方気象台によりますと、27日未明~明け方にかけて
1時間に降る雨の量は、県内の多いところで70ミリと非常に激しい雨となり、28日午後6時までの24時間雨量は250ミリと予想されています。(多いところ)
27日夜から28日の午前中にかけて線状降水帯が発生すると、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。また災害が発生する危険性が急激に高まります。
これは去年7月、県内に線状降水帯が発生したときの映像です。益城町では複数の川が氾濫し、山都町では橋が崩落するなど甚大な被害が出ました。
これまで半日後に線状降水帯の発生が予測された場合、気象庁は九州北部など地方単位で呼びかけていましたが、5月28日から範囲を絞り込んで府県単位で発表することになり、“熊本県”に出されたのは今回が初めてです。
気象台は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。
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