熊本市電のドアが突然開き15m走行 職員が閉めるも乗客に知らせずそのまま走行
KKT熊本県民テレビ / 2024年7月9日 19時28分
熊本市電で今年7回目の「インシデント」です。6月、車内でビールを楽しむ「ビアガー電」の走行中に突然ドアが開き、15メートルほど走行したことがわかりました。
トラブルが起きたのは、6月21日、イベント電車「ビアガー電」の試走中でした。KKTの中継スタッフも乗っていたこの車両が、午後5時半過ぎに乗客14人を含む25人前後を乗せて水道町交差点にさしかかった頃、運転席右側のドアが突然開きました。ドアが開いた状態で15メートルほど走行し、近くにいた職員が手動でドアを閉めたということです。けが人はいませんでした。
ドアを閉めた職員は乗客らに報告せず電車はそのまま走行し、乗車していたKKTのスタッフもトラブルに気付いていませんでした。
熊本市交通局によりますと、ビールやつまみなどを搬入するため非常用のドアコックを使ってドアを手動に切り替えたあと、そのまま忘れていたのが原因だということです。
「ビアガー電」は7月5日から運行を始めましたが、5日の運行前にもドアコックが切り替えられたままになっているのを運転士が気づいて調べたところ、今回のトラブルが判明しました。
ドアコックは本来、車内で事件や急病人が発生した場合など非常時の使用を想定したもので、市交通局は「今後、運用を見直し、再発防止に努めたい」としています。
熊本市電のトラブルは今年に入って9件目で、鉄道事故につながる可能性がある「インシデント」は今回で7件目です。
この記事の動画はこちらから再生できますこの記事に関連するニュース
-
「危機的状況」相次ぐ熊本市電トラブルを市長が謝罪 士気低下で安全意識欠如と指摘
KKT熊本県民テレビ / 2024年7月12日 19時4分
-
【海外発!Breaking News】対向車線を逆走した車、警察官が確認すると車内は無人 自動運転車の安全性に懸念の声(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年7月10日 13時25分
-
朝は電停で大行列が…熊本市電が運転士不足で過去最大の減便 一方でトラブル相次ぐ
KKT熊本県民テレビ / 2024年7月5日 20時21分
-
「クレカタッチ」は交通系ICカードを駆逐するのか 熊本で「全国相互利用」離脱、一方で逆の動きも
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 7時30分
-
走るバスの窓ガラスを突き破り、シカが車内に突入!大慌ての乗客、沈着冷静な運転手… 米で衝撃映像
よろず~ニュース / 2024年6月20日 11時0分
ランキング
-
1鍵握る維新対応、狭まる「斎藤知事降ろし」包囲網 第三者機関の結論焦点に
産経ニュース / 2024年7月16日 20時24分
-
2知ってる人だけ得をする。「楽天ポイント」の“お得すぎる利用方法”
日刊SPA! / 2024年7月15日 15時52分
-
3高齢親の死体遺棄事件、全国で相次ぐ 背景に8050、9060問題か
毎日新聞 / 2024年7月16日 6時0分
-
4「死んでやる」と叫び市役所で“灯油”かぶり火をつける 60代男を逮捕 説得した職員が“緊迫の瞬間”を語る 愛知・高浜市
CBCテレビ / 2024年7月16日 19時0分
-
5愛知・高浜市役所、60代男が刃物振り回し灯油とみられる液体かぶり放火…職員3人けが
読売新聞 / 2024年7月16日 20時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください