｢洋服や化粧品の購入に｣被害額1600万円か 売上金横領疑い経理担当の女を逮捕

KKT熊本県民テレビ

会社の売上金などを横領したとして、人吉市の経理担当の会社員の女が9日、逮捕されました。被害額は約1600万円にのぼるとみられます。

人吉警察署

業務上横領などの疑いで逮捕されたのは、人吉市願成寺町の会社員、吉本恵美容疑者(51)です。吉本容疑者は、2019年10月から去年5月頃まで20回以上にわたり、勤務先の銀行口座から自分や元夫名義の口座にインターネットを使って入金し、あわせて1000万円あまりを横領した疑いがもたれています。

警察によりますと、会社の顧問会計士が不審な点に気づき去年7月、会社が被害届を提出しました。警察は、14年ほど前から勤務し、1人で経理を担当していた吉本容疑者が10年ほど前に横領を始め、被害額は約1600万円にのぼるとみています。

警察の調べに対し吉本容疑者は｢お金が欲しかった。洋服や化粧品の購入に使った｣と容疑を認めているということです。

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