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酒気帯び運転疑いで逮捕の県立高校長を停職「事故を起こしていない」指針で懲戒免職とせず

KKT熊本県民テレビ / 2024年7月11日 19時24分

KKT熊本県民テレビ

熊本県教育委員会は11日、酒気帯び運転の疑いで逮捕された球磨中央高校の校長を停職の懲戒処分としました。県教委は、「事故を起こしていない」などとして懲戒免職とはしませんでした。

県教委の処分発表(11日)

停職6か月の懲戒処分となったのは、県立球磨中央高校の松下宏則校長(56)です。松下校長は5月13日午前4時頃、八代市の県道で自家用車を運転中に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。松下校長は前日から複数の飲食店で中ジョッキのハイボール7杯などを飲んだ後、八代市内のビジネスホテルでハイボール2缶を飲み、午後8時頃就寝したということです。

県教委は、飲酒から一定の時間をあけて運転していたことや事故を起こしていないことから、懲戒処分の指針などをもとに免職とはせず、次に重い停職6か月の処分としました。

松下校長は「心から反省し、自分がしたことにこれからも向き合っていきます」と話しているということです。処分に伴い松下校長は12日付で教育委員会事務局に異動します。

部活動合宿旅費など不正に受け取った男性教諭を停職1か月

このほか、県南の高校の52歳の男性教諭が、顧問をしていた部活動の合宿で旅費約10万円を不正に受け取ったとして停職1か月の懲戒処分となりました。このほかにも男性教諭は、大会出場費として保護者から預かった現金の精算を怠り、返還するべき約17万4000円を1年以上手元に持っていました。また、生徒に高圧的な態度をとったり、本人が嫌がるあだ名で呼んだりする複数の不適切な行為が確認されました。

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