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「火山ふんかしろ」火口見学再開の阿蘇中岳で退避壕に落書き相次ぎ市が困惑

KKT熊本県民テレビ / 2024年7月22日 19時39分

退避壕の心無い落書き

阿蘇中岳の噴火警戒レベルが引き下げられ約2か月ぶりに火口見学が再開しました。ところが、火口の周辺に設置された「退避壕」への落書きが問題となっています。

落書きされた退避壕

火口の見学が再開されて初めての週末となり多くの観光客で賑わう阿蘇中岳。ある問題が起きていました。

噴火物から身を守るために設置された退避壕への落書きです。

コンクリートの壁は傷つけるように書かれた文字や言葉で埋め尽くされています。

退避壕近くの観光客

中には、立ち入り規制中の日付と名前や“火山ふんかしろ”という心ない言葉も。

取材中には壁に向かって手をあげる人の姿が。警備員が近づくと中へと入っていきました。

こうした事態に阿蘇市長は…

阿蘇市・佐藤義興市長

■阿蘇市・佐藤義興市長

「インバウンドの皆さんだけでなく多くの観光客が来られるのはありがたいことではあるがすごく残念でがっかりした」

22日は阿蘇中岳を管理する環境省の職員がブラシなどで壁をこすり落書きを消す方法を確認していました。

環境省阿蘇くじゅう国立公園管理事務所・笠原綾所長

■環境省阿蘇くじゅう国立公園管理事務所・笠原綾所長

「とても残念退避壕がある部分も国立公園の特別地域で景観が美しいエリア。壁面に(注意看板を)貼ることも禁止はされていないができれば貼らない方が望ましい。なるべく貼らずどうできるか検討したい」

警察によりますと、公共の建物などに落書きをすると器物損壊や建造物損壊になる可能性があるということです。

一方、気象庁が火口の状況を確認するために設置している監視カメラには、立ち入り規制の期間中の深夜に火口に向かう人の姿が確認されたということです。立ち入り規制の期間に火口に近づくのは危険ですので絶対に立ち入らないで下さい。

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