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【酷暑】観測史上最高気温を更新 全国トップ10に熊本の4か所 集団食中毒も発生

KKT熊本県民テレビ / 2024年7月25日 19時37分

レッサーパンダ(熊本市動植物園)

25日の熊本県内は、甲佐町で観測史上最高気温を更新する38.8℃を観測するなど、最高気温の全国トップ10に4つの地点が入る記録的な暑さとなりました。

熊本市動植物園

最高気温が38.0℃となった熊本市。23種類の動物を飼育する熊本市動植物園を訪ねると…。

■緒方太郎キャスター

「体にまとわりつくような暑さの熊本市です。隣を見てみると、水浴びしているペンギンたち、気持ちよさそうです」

動物たちだけでなく、子どもたちも暑そうです。

■東京からの観光客(子ども)

「お店にかき氷がなかったから、食べたかった」

■東京からの観光客(母親)

「噴水で遊んできたんですけど、こんな感じで、ね。暑いね。」

レッサーパンダ

暑さが苦手なレッサーパンダには対策も。おやつは、凍らせたスイカやリンゴのアイスです。暑いためか、親子でアイスを取り合う場面も。

■飼育員 千場秀一さん

「ミストと扇風機、それに日よけもつけていますね」

Qきょうの暑さは?

「今までにない暑さですね。きょうが最高じゃないですかね」

最高気温ランキング(7月25日)

25日の全国の最高気温トップ10を見ると、38.8℃の甲佐町(全国2位)や38.6℃の八代市(全国3位)など、県内4か所がランクイン。県内18の観測地点のうち4つの地点で「観測史上最高」、3地点で「7月の観測史上最高」を更新する記録的な暑さとなりました。

熊本市で集団食中毒発生

この暑さの中、熊本県は25日、食中毒警報を発令しました。熊本市保健所によりますと、熊本市の4つの入所施設で集団食中毒が発生しました。

35人が下痢などの症状

原因とみられるのは、熊本市中央区の弁当店から共通して夕食に提供されていた宅配弁当です。35人が下痢などの症状を訴え、複数人の便から毒素をつくる「ウエルシュ菌」の陽性反応があったということです。

4つの施設に共通して提供されていたのは、ほうれんそうのチキンクリーム煮です。煮込んだ後、室内にそのままの状態で置いていたということで、この弁当店は2日間の営業停止処分を受けました。

今後も暑さが続く県内。熱中症に加えて、食中毒にも警戒が必要です。

【スタジオ】

ウエルシュ菌とは

(緒方太郎キャスター)

「ウエルシュ菌」は土や水の中、健康な人や動物の腸内など自然界に幅広く生息し、特に牛や鶏、魚が保菌していることが多い細菌です。

(平井友莉キャスター)

作り置きのカレーは、よく「ウエルシュ菌」に注意してと聞きますよね。

ウエルシュ菌とは

(緒方キャスター)

「ウエルシュ菌」は、酸素のない環境で、特に40℃から50℃で急速に増殖します。カレーなどは、加熱後徐々に冷えていく間が一番好条件なんですね。

ウエルシュ菌の対策

加熱しても生き残るため、対策としては、調理後すぐに容器に小分けにし、冷蔵庫や冷凍庫で保存することが大切です。

(平井キャスター)

そして、この暑さ。熊本県内では25日、20人が熱中症の疑いで搬送されました。26日も県内には、熱中症警戒アラートが出されています。

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