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「相次ぐ熊本市電のトラブル」運輸局が保安監査 検証委は短期的な対策案まとめる

KKT熊本県民テレビ / 2024年7月25日 19時31分

KKT熊本県民テレビ

熊本市電で相次いだトラブルについて検証するために鉄道事業者や学識者らでつくる「インシデントに関する検証委員会」が25日開かれ、九州運輸局が保安監査に入ったことが報告されました。

インシデントに関する検証委員会(25日)

熊本市電では今年1月以降、9件のトラブルが起きています。九州運輸局は特に「赤信号で交差点に進入したインシデントは衝突事故につながりかねない」として、熊本市交通局の安全管理体制や再発防止策の確認を目的に、7月10日から3日間保安監査を実施し、乗務員への安全指導が適切だったなどを調査したということです。九州運輸局は監査結果を精査し、指導や処分の内容を検討していくとしています。

短期的な対策案を取りまとめる

また委員会では、トラブルの短期的な対策案を取りまとめました。運転士の信号機の見間違いを防ぐため注意喚起の看板や路面標示すること加えることや、運転時のドライブレコーダーを見ながら個別に技術指導をする機会を作ること、ヒアリハットを共有しやすい環境にすることなどが盛り込まれています。

インシデント等に関する検証委員会 吉田道雄会長

■インシデント等に関する検証委員会 吉田道雄会長

「運転士自身が、事故の可能性があることなどを一番知っている。どれだけ意見を出せる環境にするかが一番大事なのではないか」

これまでに話し合われた短期的な対策は、7月31日に中間報告として大西一史市長に提出され、今年中に最終報告書を取りまとめる予定です。

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