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今年10件目のトラブル 熊本市電が脱線 重大インシデントより重い「重大事故」

KKT熊本県民テレビ / 2024年7月26日 19時28分

KKT熊本県民テレビ

26日、熊本市西区で熊本市電の車両が脱線する事故がありました。トラブルが相次ぎ、前日の25日に検証委員会が行われたばかりの中で再び起きた事故。熊本市交通局は「重大インシデント」より重い「重大事故」にあたるとしています。

熊本市交通局によりますと26日午前11時10分頃、健軍町行きの熊本市電が、田崎橋電停を出発し50メートルほど先で脱線しました。

レールのすぐそばにみられた脱線の跡

■清家康広アナウンサー

「田崎橋付近に電車が止まっているのですが、レールすぐそばに白い跡が残っています。あの跡が脱線した跡とみられ、約4.7メートルあるということです」

レールの分岐付近で脱線

脱線したのはレールの分岐付近で、本来は自動で矢印の方向に進みますが、何らかの原因で直進し、脱線したということです。

運転士は衝撃と音がしたため停車し自らの判断でバック

運転士は衝撃と音がしたため停車し、自らの判断でバックしたところ、車輪がレール上に戻ったということです。乗客乗員4人にけがはありませんでした。熊本市交通局は、停車時に交通局に連絡せずバックしたのは不適切だったとしています。

熊本市交通局の会見

熊本市電のトラブルは今年に入って10件目で、今回のトラブルは、「重大インシデント」より重い「重大事故」にあたるとしています。熊本市電での重大事故の発生は、2018年2月以来だということです。

レールや車両などに異変がなかった調べる方針

50代の男性運転士は、「衝撃と異音を聞いて、パニックになり後退してしまった」と話しているということです。熊本市交通局は人的なミスが原因とは考えにくいとして、レールや車両などに異変がなかった調べることにしています。

事故の影響で、熊本市電は田崎橋と二本木口の区間を運休していて、午後6時の時点で復旧のめどはたっていません。また、今回の事故を九州運輸局に報告していて、今後の対応を検討するとしています。

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