｢写真が似ていた｣警察が容疑者として別人の氏名を発表 提出された別人の免許証もとに発表

KKT熊本県民テレビ

宇城警察署は29日、7月26日に傷害容疑で逮捕した容疑者の氏名として、誤って別人の氏名を発表していたことを明らかにました。

宇城警察署が誤って発表したのは、7月26日に傷害の疑いで逮捕した容疑者の男の氏名です。宇城署は26日午後、宇城市三角町で26歳の女性の顔などを殴りけがをさせた疑いで男を現行犯逮捕し、報道機関に容疑者の氏名などを発表しました。

しかし、29日に発表した氏名は別人で、正しくは住所･職業不詳の松尾貴史容疑者(25)だったと訂正しました。

提出された別人の免許証をもとに氏名を発表

逮捕当時、松尾容疑者が提出した別人の免許証をもとに氏名を発表し、その後、別人であることを確認したということです。松尾容疑者が別人の免許証を所持していた理由は捜査中としています。

宇城警察署

宇城署の緒方公一副署長は、｢免許証の写真が似ていたことなどから間違えて発表してしまった。身元の確認などを強化して再発防止に努める｣とコメントしています。

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