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熊本地震で被災 熊本市有形文化財「明治天皇小島行在所」復旧工事が完了し記念式典

KKT熊本県民テレビ / 2024年7月31日 15時35分

明治天皇小島行在所

熊本地震で被災した熊本市指定の有形文化財「明治天皇小島行在所」(熊本市西区)の復旧工事が完了し、7月22日に記念式典が行われました。

「明治天皇小島行在所」復旧完了の記念式典(7月22日・熊本市西区)

明治初期に建てられた「明治天皇小島行在所」は、1872年(明治5年)に熊本を訪問した明治天皇が宿泊された場所です。記念式典は明治天皇が宿泊された7月22日(旧暦6月17日)にちなんで行われ、地元自治会の人たちがテープカットして復旧工事の完了を祝いました。

「明治天皇小島行在所」は1968年に熊本市の有形文化財に指定されました。しかし2016年の熊本地震で被災し、壁の一部がはがれたほか、建物が傾くなどし半壊しました。

「明治天皇小島行在所」の内部

熊本市は、事業費約1億2000万円の約半分を国の災害復旧補助金でまかない2022年10月に復旧工事に着工し、今年3月に完了しました。復旧にあたり建物の1階には耐震補強として格子壁を設置するなどしていて、熊本地震と同じ規模の揺れにも耐えられる構造となっています。

「明治天皇小島行在所」の内部

熊本地震で8件ある熊本市指定の有形文化財の「建物」のうち6件が被災しましたが、今回の復旧工事で全ての工事が完了しました。

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