「落としにくい」阿蘇中岳火口周辺の退避壕の落書き ボランティアらが除去作業
KKT熊本県民テレビ / 2024年8月6日 19時24分
阿蘇中岳の火口周辺に設置された噴火物から身を守るための退避壕に何者かが書いたとみられる落書きが問題となっています。環境省の職員とボランティアが6日、落書きの除去作業を行いました。
7月19日に噴火警戒レベルが引き下げられた阿蘇中岳。火口の見学が再開されました。その翌日、取材をしていると…。
■東京都から
「最初は落書きを見て廃虚っぽい印象を持った。この場所の印象も悪くなる」
コンクリートの壁一面にびっしりと落書きが。この建物は、噴火物から身を守るために設置された退避壕です。落書きの中には、立ち入り禁止の期間中に書かれたとみられる日付けと名前もあります。
さらに「火山ふんかしろ」という言葉も。取材中にも、壁に向かって右手を伸ばす2人の人物を確認。警備員に気づいたのか、中へ入っていきました。
そして6日、環境省の職員やボランティアなど計11人が落書きを除去する作業を行いました。たわしなどを使って作業にあたりましたが、壁を傷つけるように書かれているため、落とすのも一苦労です。
■ボランティア(東京都から)
「なんかね、結構落としにくいので残念だなって」
■ボランティア(子ども)
「やらないでほしい」
■環境省職員
「やらないでほしいね。 お手伝いありがとうございます」
環境省の阿蘇くじゅう国立公園管理事務所では、6日に作業した部分の経過を見ながら、今後も落書きの除去作業を続けるということです。
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