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益城町職員が法廷で偽証か 戸籍謄本発行を拒否された男性が告発

KKT熊本県民テレビ / 2024年8月9日 18時4分

益城町を告発した男性

損害賠償を求めて、益城町と裁判で争っていた元原告の男性が、この裁判の中で、町の職員が嘘の証言をしたとして、熊本地検に告発しました。

益城町役場

告発したのは、熊本市に住む男性(44)です。告発状などによりますと男性は2020年1月、益城町の住民課で戸籍謄本の発行を申請した際、男性職員から閲覧が制限されているとして「謄本は渡せない」などと発行を拒否されたとして、2021年、町に損害賠償を求めて裁判を起こしました。裁判は去年3月、町側が誤った対応をしたとして謝罪し和解しました。

熊本地方裁判所

また、この裁判の証人尋問では町の女性職員が「窓口で男性職員と一緒に男性の正面に座り説明した」と述べたということです。しかし男性は「対応したのは男性職員のみで女性職員と会話したこともない」などとして、女性職員を偽証の疑いで熊本地検に告発し、ことし6月に受理されたということです。

告発した男性

■告発した男性

「これは、もうやったらダメだと思うんですよ。関与している人がいるのであれば、関与している人もまとめて等しく処罰を受けて欲しい」

KKTの取材に対し益城町は「偽証したという事実はないと考えている。告発の情報が入っていないので、詳細は答えられない」と話しています。

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