早霜から農作物守ること願い59日間火を焚き続ける 阿蘇の火焚き神事始まる

KKT熊本県民テレビ

早霜の害から農作物を守ることを願い、地域の人たちが火を燃やし続ける伝統の火焚き神事が、阿蘇市の霜神社で始まりました。

霜神社(19日･阿蘇市)

霜神社の火焚き神事は、早霜で農作物に害を与える悪霊を里人が火を焚いて鎮めたという故事に習って行われる伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定される阿蘇の農耕祭事の一つです。

19日は、今年の火焚き乙女の阿蘇小学校4年生、荒木陽莉さん(10)が、介添え役の祖母、とき子さんとともに火をおこしました。火は59日間、地区の人たちが交替で番をして、焚き続けられます。

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