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重機が転落し男性が死亡した事故で会社と現場責任者を書類送検 熊本豪雨の復旧工事

KKT熊本県民テレビ / 2024年8月20日 19時29分

KKT熊本県民テレビ

今年5月、山江村の工事現場で、重機が道路から転落し操作していた男性が死亡した事故で、人吉労働基準監督署は20日、建設会社と現場責任者を書類送検しました。

山江村(5月30日)

この事故は今年5月30日、山江村万江の熊本豪雨で崩落し不通になっている村道の復旧工事現場で、70代の男性が重機で道路のり面のコンクリートの擁壁を砕く作業をしていた際、滑り出した擁壁の塊に押し出され、重機が川岸に転落したものです。この事故で男性は死亡しました。

人吉労働基準監督署は、あらかじめ作業の方法を定めた計画を作る必要があったにも関わらず、怠ったまま男性に作業をさせた労働安全衛生法違反の疑いで、山江村にある山本建設と、30代の現場責任者の男性を書類送検しました。

人吉労働基準関東署は被災地の復旧工事で重機の転落事故が相次いでいるとして、管内の建設団体や建設会社に重機の転落防止について要請したということです。

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