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長期間欠席の児童生徒は3年で約2倍に フリースクールなどとの連携図る協議会

KKT熊本県民テレビ / 2024年8月21日 19時10分

KKT熊本県民テレビ

学校を長期間にわたって欠席している児童や生徒の社会的自立に向け、フリースクールなど民間施設との連携を図るための協議会が21日、熊本市で開催されました。

連絡協議会(21日・熊本市中央区)

熊本市で初めて開催された協議会には、フリースクールなどの民間施設の代表者や熊本市立の小中学校校長、教育委員会など約30人が出席しました。

2023年度の長期欠席の児童生徒は児3694人で2020年度の約2倍

熊本市教育委員会によりますと、熊本市では病気や経済的な理由、不登校などで年間に30日以上長期欠席をしている児童や生徒が昨年度は3694人で、2020年度と比べると約2倍に増えています。この数は熊本市の全児童生徒の約6%にのぼります。

長期欠席の中でも、別の教室や配信で授業を受けたり、フリースクールなどの支援を受けたりしている児童生徒は70%、何の支援も受けていない児童生徒は30%です。

協議会では、長期欠席の児童や生徒が増える中、支援先のない児童生徒をも含めた社会的自立に向けて、今後、フリースクールなどの民間施設と連携を図ります。

フリースクールの課題

【スタジオ】

21日の協議会では、フリースクール3団体が普段の取り組みを紹介しました。その中で、フリースクール側は、以下のような課題をあげました。

▼補助金などのサポート体制がなく運営資金が厳しい

▼誰が子どもたちをフリースクールとつなぐのか

▼学校との間で個人情報の問題があり、支援が必要な子どもたちの実態を把握できない

また、子どもを取り巻く問題は家庭、医療、財政と様々な分野から関わらないとサポートが難しいため、どのような受け皿を整えられるかが重要との意見が出ました。

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