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「動画消去に500円」…東稜高の新入生が"いじめ"で転校 調査委設置へ

KKT熊本県民テレビ / 2024年9月3日 19時33分

熊本県立東稜高校

熊本市の県立東稜高校でこの春入学した生徒がいじめを受け、その後転校したことがわかりました。県教育委員会は3日、調査委員会の設置を決めました。

新入生からの訴え

県教育委員会によりますと、ことし4月、東稜高校に入学した生徒が担任に「同じクラスの3人と他のクラスの生徒からいじめられている」と訴えました。生徒はその後不登校になり、8月末で転校したということです。高校は県教委へ報告するとともに同級生に聞き取り調査を実施して事実関係を確認。

6件の行為を「いじめ」認定

「あだ名をつけられ、複数の生徒から呼び続けられ笑われた」、「保存しない約束で同級生に送った交際相手の動画を保存された」、「その動画の消去をめぐり500円を払わざるを得ない状況になった」など6件の行為をいじめと判断しました。

いじめの重大事態として、県教委は3日に弁護士など第三者によるいじめ調査委員会の設置を決めました。県立学校でのいじめ調査委員会の設置は今年度初めてです。東稜高校では2015年と2021年にいじめの重大事態が発生し、1件は今も調査が続いています。

熊本県立東稜高校

東稜高校の豊田陽子副校長は「調査中に新たないじめが発生したことを重く受け止めています。被害にあった生徒や保護者の方にお詫び申し上げます」とコメントしています。東稜高校では3日に保護者説明会、4日に全校集会を開いて保護者と生徒に経緯を報告する方針です。

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