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入所者平均年齢は87歳に「菊池恵楓園」見学会に約80人

KKT熊本県民テレビ / 2024年9月4日 22時22分

菊池恵楓園

合志市にある国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」に多くの人たちが訪れました。ハンセン病について正しく知ってもらおうと開かれた見学会を取材しました。

見学会の様子(8月27日・合志市)

8月27日、菊池恵楓園を訪れたのは、県内外からの約80人です。参加者はまず歴史資料館を見学し、ハンセン病患者を隔離した独居房など資料や映像を通して差別や偏見の歴史を学びました。

見学した大学生

■見学した大学1年生

「差別的な内容の手紙とか実物を目の当たりにすると実際に自分が体験したわけでなくても傷ついたような気持ちになったりこれが本当の入所者たちが受けてきた心の痛みなんだなというのが分かってきたような気がします」

入所者が描いた絵画から、長い年月、園の中で暮らしてきた人たちに思いをめぐらせていました。

■中学校教員

「人権教育でこどもたちに伝えるべきものとして考えようと思ってきた。差別とか理不尽なところに戦っていくことの大切さはしっかり伝えていきたい」

入所者自治会・太田明副会長

菊池恵楓園には現在は122人が入所していて、平均年齢は87歳と高齢化が進んでいます。この日は、入所者自治会の太田明副会長が自らの経験や園での生活について話しました。見学会は来年以降も行われる予定です。

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