「水俣病と認定を」水俣市の男性が提訴 熊本県に2回認定申請を棄却され3回目の申請中
KKT熊本県民テレビ / 2024年9月18日 19時28分
2度にわたり、熊本県から水俣病の認定申請を棄却された男性が18日、棄却を取り消し、水俣病患者として認めるよう県を訴える裁判を起こしました。
訴えを起こしたのは、宇城市松橋町に住む大戸迫智さん(59)です。1965年に水俣市で生まれた大戸迫さんは、足が不自由などの障害があります。
10歳の時、脳性小児まひと診断された後、水俣病研究の第一人者、原田正純医師が胎児性水俣病の疑いがあると診断しました。大戸迫さんはその後、2度にわたり熊本県に対し水俣病の認定を申請しましたが、いずれも棄却されています。
3回目の認定申請をしている中、裁判を起こした大戸迫さん。訴状では、妊娠中の母親がメチル水銀に汚染された魚などを多く摂取していたとし、大戸迫さんの歩行障害などの症状は母体を通じた水銀汚染の影響と主張しています。
■姉・坂本みゆきさん
「3回目(の認定申請)を待とうかなとも思いましたけど、1回目が20年かかって、2回目も8年かかりました・。年を取ってしまうなと思った時に、裁判をまずやってみようかなと」
■大戸迫智さん
「裁判になったので、水俣病だということを認めてほしい」
一方、訴えられた熊本県は「現時点で訴状が届いていないため、 コメントは差し控える」としています。
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