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【事態急転】熊本市川尻地区 「かわしり」なのに道路標識「かわじり」 放送を受け熊本県が…

KKT熊本県民テレビ / 2024年10月10日 19時31分

KKT熊本県民テレビ

以前、「県民のギモン」のコーナーで、熊本市南区の川尻地区に、地名は『かわしり』なのに、『かわじり』と書かれた標識があるギモンを紹介しました。「じり」と濁る理由は謎に包まれていましたが事態が急転。放送を受けて、熊本県がこの標識を訂正すると発表しました。

Kawajili(かわじり)と表記された標識(8月13日放送より)

【8月13日放送より】

熊本市南区の川尻地区にある交差点。

■緒方太郎キャスター

「標識がありました」

■熊本地名研究会 藤野芳太郎さん

「ありましたね。『かわじり』って書いていますね。地名は『かわしり』ですけどね」

熊本地名研究会の藤野さんと一緒に見つけたのは、『かわしり』ではなく、『かわじり』と書かれた信号機の標識でした。

(畑中香保里キャスター)

なぜ「かわじり」と濁るのか、藤野さんでもわからなかったんですよね。

(緒方キャスター)

そこで、標識を管理する南区の土木センターに聞いたのですが…。

(ナレーション)

「標識を作った県に確認しましたが、なぜ『かわじり』と濁っているのかはわかりませんでした」

(畑中キャスター)

「わからんのか~い!」

《*8月13日放送ここまで》

熊本県が発表した文書

ところが9日、熊本県が驚くべき発表をしました。資料に書かれていたのは、「報道を受け、精査した結果、Kawashiri(かわしり)表記が適格と判断されます」という文言。あの道路標識の読み仮名を『かわしり』に改善するよう、標識を管理する熊本市に依頼したというのです。

標識を「Kawashiri(かわしり)」表記に

どんな議論があったのか10日、熊本県の担当者に聞きました。

■熊本県道路保全課 松尾竜也さん

「現行規定に照らし合わせて内容を精査したんですけど、広く一般的に使われている地図には『かわしり』とありますので、『かわしり』表記に配慮させていただきました」

Q8月13日の放送を見て、確認を進めた?

■熊本県道路保全課 松尾竜也さん

「そうですね、はい」

標識のローマ字部分に「Kawashiri」表記のシールを貼る

結局、表記が『かわじり』となった経緯はわからないということでしたが、標識を管理する熊本市は、今年度中に標識のローマ字部分に「Kawashiri」表記のシールを貼って対応するということです。

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