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「“虎退治”の加藤清正に寄り添う虎」作者の思いとは?加藤神社「錦絵展」11月末まで

KKT熊本県民テレビ / 2024年10月16日 23時1分

加藤神社 錦絵展

熊本市で始まった加藤神社が所蔵する作品の展示会。加藤清正の姿が描かれた「錦絵」と呼ばれる浮世絵版画を見ることができます。

その中で目を引くのが、清正に身を寄せる虎の作品。作家が込めた思いを取材しました。

加藤神社 錦絵展「アジアの民こそ虎の如くなれ」

熊本市のギャラリーで始まったのは、加藤神社が所蔵する浮世絵版画を集めた「加藤神社 錦絵展」。

幕末から明治にかけて描かれた「錦絵」と呼ばれる版画約30点が展示されています。題材の中心は、加藤清正。有名な「虎退治」の様子も描かれています。

KKT熊本県民テレビ

朝鮮出兵で虎退治をする加藤清正の絵がある一方で、縦3メートル、横2メートルのこちらの作品には、清正に身を寄せる虎の姿が描かれています。

現在、熊本地震復興事業として施設の整備を進めている加藤神社。新たな拝殿に2025年4月に奉納される天井画の一部として描かれたのが、この作品です。

KKT熊本県民テレビ

描いたのは、千葉県にギャラリーを持つ画家の井上文太さん。「熊本の宝」として後世に語り継がれる清正像を表現しようと、「平和と共生」をテーマに描いたといいます。

■画家 井上文太さん

「加藤清正公の思いとか、平和と共生とかが後の世の中心になって、それで日本の国・アジアの民が一つになるようなことがあれば、絵を描いた意味があるなって思います」

■作品を見た人

「すごい 魂が入ってる、迫力と輝きにはびっくり」

「もう感動して言葉がないくらい」

天井画を間近で見ることができる「加藤神社 錦絵展」。熊本市の肥後の里山ギャラリーで11月30日まで開かれています。

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