1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「安全管理体制の構築優先」トラブル続出の熊本市電「上下分離方式」移行を1年近く延期する方針

KKT熊本県民テレビ / 2024年11月22日 18時56分

KKT熊本県民テレビ

熊本市の大西一史市長は22日の市議会議会運営委員会で、トラブルが相次でいる熊本市電の「上下分離」方式への移行を、安全管理体制の立て直しを優先するため予定していた来年4月から1年近く延期する方針を示しました。

運行に関する業務を公社、車両や駅の管理を市が担う「上下分離方式」導入を予定

熊本市は市電の運営について、運転士の雇用など運行に関する業務を市が出資する公社が担い、車両や駅の管理を市が直接担う「上下分離方式」の運営を来年4月から始める予定でした。しかし、信号の見落としが11月に2週連続で発生するなど熊本市電では安全にかかわるトラブルが今年、14件発生しています。

熊本市 大西一史市長

これを受け大西市長は、安全管理体制の構築を優先するとして、上下分離方式への移行を延期するとしました。

■大西一史市長

「公共交通の使命である安全を確保するためには、やむを得ない判断であると考えております」

検証委員会の最終報告書も踏まえ上下分離計画を提出

上下分離方式を導入するには国交省から計画の認定を受ける必要があります。大西市長は市電トラブルの検証委員会がまとめる最終報告書も踏まえて、上下分離の計画を提出したいとしていて、延期は1年近くかかるとみられます。

この記事の動画はこちらから再生できます

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください