路上で女性に背後から抱きつき胸を触るなどした罪に問われている熊本市職員を懲戒免職

熊本市の会見

熊本市の路上で20代の女性に抱きつくなどしたとして逮捕･起訴されていた熊本市の職員が、25日付で懲戒免職となりました。

熊本市の会見

懲戒免職処分となったのは、熊本市経済観光局イベント推進課の後藤啓吾被告(26)です。

ことし７月の事件で逮捕・起訴

後藤被告は今年7月15日午後11時過ぎ、熊本市中央区紺屋今町付近の路上で20代の女性に背後から抱きつき胸を触るなどしたとして、不同意わいせつの疑いで逮捕･起訴されました。熊本市によりますと、後藤被告は火の国まつりなどの大型イベントを担当していて、事件が起きた際は休みで、同僚と飲酒して別れた後でした。

熊本地方裁判所

後藤被告は逮捕時、警察の調べに対し｢酔っていて記憶がありません｣と容疑を否認していましたが、10月の初公判で｢カメラに映っている状況から自分のしたことだと思った｣と起訴内容を認めました。これを受け、熊本市は後藤被告を懲戒免職処分としました。

熊本市の聞き取りに対し後藤被告は｢市民の皆さま、同僚、何よりも被害者の方にお詫びしたい｣と話しているということです。

この記事の動画はこちらから再生できます