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「免許持っていても実務経験ない人が多い」熊本県内で15年ぶりの「発破研修」 火薬を岩石に仕かけ爆破

KKT熊本県民テレビ / 2024年11月26日 19時5分

KKT熊本県民テレビ

山鹿市で22日、火薬で岩石を実際に爆破する「発破」研修が行われました。熊本県内で発破研修が行われるのは15年ぶりです。

熊本県内で15年ぶりの発破研修(22日・山鹿市)

11月22日、山鹿市の西日本土木山鹿砕石所で行われたのは、砕石場やトンネル工事などで爆薬を使い岩石などを爆破する発破の研修です。火薬類への理解を深め、現場での安全性を高めてもらおうと、熊本県と火薬保安協会が行いました。

研修では岩石などに火薬を仕かけて爆破
火薬を使用する現場関係者たちが参加

熊本県内で発破研修が行われるのは2009年以来15年ぶりで、火薬を使用する現場関係者たちが参加しました。参加者たちは、火薬や爆薬などをドラム缶や岩石に仕かけて爆破する様子を観察。威力の違いを確かめていました。

KKT熊本県民テレビ

■長崎からの参加者

「非常に役に立つものではあるけど、危ない物、危険な物というのも実感できた」

KKT熊本県民テレビ

■西日本土木砕石事業部 岡田公昭生産統括部長

「免許を持っているけど実際の経験がない(人が多い)が、(火薬を)使ったらすごく早く仕事が進む。火薬の力は使い方によっては便利だけど、一つ間違った使い方をしたら大変なことになる。火薬というものをもっと勉強して使ってもらいたい」

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