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「熊本で初めての空襲」地元で起きた柿原空襲 小学生が当時の防空頭巾など手にしながら学ぶ

KKT熊本県民テレビ / 2024年12月3日 19時23分

柿原空襲を学ぶ授業の様子

太平洋戦争中、熊本を初めて襲った柿原空襲を学ぶ授業が11月28日、熊本市西区の小学校で行われました。

柿原空襲の授業

出前授業を受けたのは熊本市西区の花園小学校の6年生約70人です。熊本の戦争の歴史を伝える「くまもと戦跡ネット」の代表が、出前授業を行いました。学校のすぐ近くにある柿原地区は1944年11月21日に熊本で初めて空襲を受けた地域とされています。空襲では500キロ爆弾が10発前後投下され、4人が亡くなりました。

空襲の授業を受ける児童たち

出前授業では、児童たちが当時の焼夷弾や防空頭巾などを実際に手にしながら、自分たちが住む地域で起きた戦争の歴史を学びました。

■児童

「(熊本市に)不発弾が残っていたことが心に残りました」

■児童

「(柿原に落とされた)爆弾が1.5メートルもあったことにびっくりしました」

児童たちは今回の授業のほか、これまでに空襲を体験した人に直接話を聞くなどしていて、4日の学習発表会で柿原空襲をテーマにした劇を披露する予定です。

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