「薬局の棚が空っぽ」止まらないインフルエンザ感染拡大 薬の供給にも影響
KKT熊本県民テレビ / 2025年1月14日 19時37分
全国でも熊本県内でもインフルエンザ感染者数が過去最多を更新するなど感染拡大が止まらない中、薬の供給に影響が出ています。
熊本県内でも警報レベルを超えているインフルエンザ。
■30代夫婦
「結構、怖いなっていうのがあって、アルコール除菌は結構している」
Qどうやって気をつけている?
■6歳の兄(妹にささやく)
「手洗いとうがい」
■4歳の妹
「手洗いとうがい」
熊本県によりますと、県内インフルエンザの感染者数は、12月29日までの1週間に7312件報告され、統計が残る2003年以降で最多となりました。
■畑中香保里キャスター
「感染者が急増したことで、薬の供給にも影響が出ています」
薬局で治療薬の棚を見せてもらうと。
■とみなが薬局 田添光二管理薬剤師
「今年、全然入らない状況になっています」
■畑中香保里キャスター
「棚が空っぽになっていますね」
タミフルのジェネリック医薬品を販売する沢井製薬は1月8日、製造が追いつかないことを理由に、一時的に供給を停止すると発表しました。そのため先発品のタミフルも…。
■とみなが薬局 田添光二管理薬剤師
「今のところは在庫があるが、今後の感染状況によっては出荷が制限されて、全然入らないという状況があるかもしれません」
錠剤タイプのゾフルーザにも需要が集中し、メーカーが出荷を制限する事態になっています。ただ、吸入薬は通常通り出荷されていて、過度な心配は必要ないといいます。
■とみなが薬局 田添光二管理薬剤師
「使えるものを選びながら、患者さんの手元に薬がないという状況はないと思います」
感染拡大が続く中、予防対策の重要性が増しています。
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