エレベーターで男性挟まれる事故 脳にダメージ受けた可能性も

現場のエレベーターがある雑居ビル

熊本市内の雑居ビルで、思わぬ事故です。エレベーターの改修作業をしていた男性がエレベーターと梁の間に挟まれ、病院に搬送されました。

「作業員がエレベーターに挟まれた」通報

事故があったのは、熊本市中央区下通1丁目の飲食店などが入る雑居ビルです。30日午前11時30分頃「作業員がエレベーターに挟まれた」と消防に通報がありました。警察によりますと、挟まれたのは福岡県宗像市の会社員男性(20代)で、エレベーターの下に入って地下1階部分の梁の上で作業中、何らかの理由で1階から降りてきたエレベーターの籠と梁の間に挟まれたとみられます。

男性は脳にダメージ受けた可能性

搬送時に意識はあったものの、左胸を圧迫され窒息状態が続いていたため、警察は、男性が脳にダメージを受けた可能性もあるとしています。

改修作業には3人であたっていたものの、エレベーターの下にいたのは1人だけだったということで、警察が詳しい事故の原因を調べています。