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富山の高校生 恋愛や結婚についての考えは

KNB北日本放送 / 2024年8月16日 21時56分

KNB北日本放送

今の高校生は恋愛や結婚について、どのように考えているのでしょうか。どんなカタチが持続可能な未来につながっていくのか、高校生たちが考えた、ある授業を取材しました。

生徒「結婚しなくてもいい時代といわれているが」「自分たちが先陣を切って恋愛とかデートとかするのがいいのではないかな」

富山市の中高一貫校、片山学園で7月に行われた家庭科の授業です。

ジェンダー平等などを学んできた生徒たちが、自分たちが思う持続可能な未来のカタチについて発表しました。

生徒「私たちが思う具体的なアンコンシャス・バイアスの例としては、男性は仕事、女性は家事育児というのがあって」「女子は女の子だからもっとかわいくなりたいと思うし、一般的にかっこいいと言われる男の人にひかれるのも事実で」

別の生徒「でもそうではない人もいるなと」「考え方は個人の自由だからどんな人を好きになってもいいし、どういう人になりたいと思っても自由だから、世の男性女性をすべてアンコンシャスバイアスの型におさめてしまっているというのが問題だなと思った」

「アンコンシャス・バイアス」は性別による無意識の偏見や思い込みを表す言葉です。「未婚」や結婚しないことを選択する「非婚」が話題となるなか、生徒からは「自分らしさ」を重視した様々な結婚のスタイルがあるという発表も。

「ひとつめは週末婚で、平日は普通にお互い別々に暮らして、土日だけ一緒に会うという結婚スタイルです。ふたつめは共生婚で、別々の所に住んでいるけど結婚はしているという」「束縛されない結婚、自分の自由が保たれた上での結婚ということで、いいね?」「次がV婚です(会場笑) バーチャルという意味で、メタバース空間で結婚するみたいな」

結婚については、教師たちの体験や意見を聞く場もありました。

男性教諭「自分の自立心というか、よりそれを高めていけるものが結婚生活かなと。相手にできないことは自分がやるという、そういう自立した、お互い自立した関係で生活していくものなのかなと思う」

教頭「特に男子に、ご飯作ってもらうために結婚しようとか、将来面倒みてもらうために結婚しよう、そういう考えは持たない方がいい。それは昭和的な考えで」

1学期に家庭科として家族や子育てなどの持続可能性を学んできた生徒たち。

授業を企画した家庭科の吉野由佳子教諭「ジェンダー(社会的・文化的性差)って、自分らしく生きるかの問題という。親がこう言うから、人がこう言うからではなくて、自分は本当はどうしたいの、自分らしく生きるとはどんなことなんだろうと、自分を大切にするってどんなことなんだろう、ということを知ってもらいたいなと」

参加した生徒「今の時代に生きている若者とかは、SNSを通して同性婚とか多様性に対して寛容だなと思っていて。結婚のスタイルとかもあったけど、それをどんどん認めていく時代になったらいいなと思いました」

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