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八村塁選手の背中追い 奥田中学校の後輩がアメリカへバスケ留学

KNB北日本放送 / 2024年8月19日 20時34分

KNB北日本放送

NBAで活躍する富山市出身の八村塁選手の背中を追って、母校の後輩がバスケットボールの本場アメリカへ単身渡りました。志を胸に秘め夢に挑戦する青年を取材しました。

8月2日、富山市の奥田中学校の体育館です。NBAで活躍する八村塁選手も中学時代に汗を流したこの体育館で、シュート練習に励むのは、小室美徳ユリアンさん15歳です。

身長は180センチメートル。奥田中学校男子バスケットボール部の主力として活躍しました。今年3月、中学校を卒業しましたが、日本の高校には進学しませんでした。

小室美徳ユリアンさん「世界中から上手い人が集まっとるから、その高校の1軍に入ることが1番近い目標かなって思います」

9月からアメリカ・ノースカロライナ州の強豪高校、コンバイン・アカデミーに留学するため、母校の練習に参加し技術を磨いていました。

「プルアップジャンプシュートとか3ポイントだったり、右手左手どっちともでフィニッシュできるところが自分の強みだと思います」

シュート力に自信をもつユリアンさん。去年10月の試合では終了間際に3ポイントシュートを放ち”ブザービーター”で逆転勝利を決めました。

小学3年生で始めたバスケットボール。早くから本場アメリカへの思いを抱いていたと話します。

「中1くらいの時にもうアメリカで本場のバスケしたいなって思っていて、自分で留学にどうやったら行けるか調べて、そうしたらセレクションが出てきた。お父さんにお願いして応募してもらって」

父・徳幸さんは、富山市内でオーナーシェフとしてフレンチレストランを営んでいます。

父・徳幸さん「自分から行きたいっていう意思が強かったから、セレクションぐらいだったらひとつの経験としていいかなって思ったら、なおのめりこんじゃって」

ユリアンさん「もうめちゃくちゃシュート入ってたっす。練習に交じって1番決めるやつで1位になって、オファーきて」

NBA選手も輩出している強豪高校の選考会では、シュート力が認められ留学の誘いを受けました。

徳幸さんは忙しい仕事の合間を縫って練習に付き合っています。一方で息子を海外へ送り出すことに悩んだと話します。

父・徳幸さん「スキルだけじゃなくて、もうちょっと人間性なりを学んでもらいたいなっていう。それからでも遅くはないなって気持ちはあったんだけどね。自分で決めて目標に向かうっていう意思がほんとに強かったから、いろいろ考えたんですけど自分から行きたいって言った時がそれはそれでタイミングなのかなって」

夢の実現に向け英語の習得も欠かせません。徳幸さんのお店で勉強することも。

ルーマニア出身の母、ミハエラさんも協力してくれます。

母・ミハエラさん「好きなバスケ選手を教えて」ユリアンさん「シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(NBA選手)」母「アレクサンダー、かっこいい名前だね」

夢を追いかけるユリアンさんを、ミハエラさんも支えています。

母・ミハエラさん「ヘイボーイ、アタックミー、ナイスシュート」

久しぶりに親子で1対1の対決です。

母・ミハエラさん「本気でやらないで、怖いから。ちっちゃいときはよかったけど。すごい成長でびっくり。美徳のためにDreams come true、できるようなことを一生懸命やっています」

両親の後押しを受けバスケの本場・アメリカに向かうユリアンさん。

父・徳幸さん「自分で夢に向かって自分でスイッチを決めて入れたんだから、あとはやれるだけ頑張ってほしいなっていう気持ちではいます。困ったもんだ はははは」

母・ミハエラさん「アメリカでとても有名なバスケプレイヤーになってくれると信じます」

ユリアンさん「あっちへいったら身長はちっちゃい方で、ガードをプレーすることになるんで、バスケットIQとか勉強したり、ハンドリングとか相手がでかいんでそれをどうやったらかわして打てるとか、そういうことを練習して頑張っていきたいなって思います」

新たなステージで挑戦の日々が始まります。

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