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立山室堂 弥陀ヶ原火山の噴火に備え訓練

KNB北日本放送 / 2024年8月29日 19時18分

KNB北日本放送

富山県内唯一の活火山、立山・弥陀ヶ原で29日、噴火を想定した防災訓練が行われ、関係者らが登山客を避難させる手順などを確認しました。

長谷川大記者

「私の奥に見えるのが室堂平の地獄谷です。地獄谷は現在、火山ガスの影響で立ち入り禁止となっています。」

活発な火山活動を続ける弥陀ヶ原は、2016年に「常時観測火山」に指定され、気象庁によって24時間体制で監視が行われています。

29日、県などが行った訓練では、この弥陀ヶ原付近で火山性地震が多発し、噴火警戒レベルが2に引き上げられた場合を想定し行われました。

訓練には、火山で噴火が起きた場合に利用客の避難をどのように支援するかを確認するため、「避難促進施設」となっている立山室堂山荘の従業員が初めて参加しました。

「ご利用の皆様は直ちに室堂ターミナルに避難してください」

従業員らは、利用客を安全な室堂ターミナルに避難させる手順のほか、施設内の部屋の見回りや戸締りなどそれぞれの動き方を確かめていました。

県の防災・危機管理課は今後も現地の避難促進施設との連携を強化していくとしています。

防災・危機管理課 木戸主幹

「県民の方には立山弥陀ヶ原が火山であるということに留意していただいて、登山等で来られる際には十分備えをしていただいて来ていただきたいと思っております。」

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