再選の市長に聞く課題と抱負① 砺波市 夏野市長
KNB北日本放送 / 2024年11月11日 20時0分
きのう告示された砺波市と南砺市の市長選挙は、ともに現職が無投票で再選されました。人口減少や高齢化が進む地域を引き続きけん引していく2人に、抱負や課題について聞きました。梅本記者のリポートです。
■夏野市長「暮らしの充実を」
砺波市の夏野修市長69歳は、無投票で4回目の当選を果たしました。
3回連続の無投票当選です。
夏野砺波市長「最初の選挙に出た時から『もうひとつ上の砺波』というのは、よりよくしましょうという思いで臨んできたわけですけども、そういった意味でも市民の方自身も、そういったプライドをお持ちだと思います、それをしっかりサポートできるような市政でありたいし、また市民の皆さんと協働してやってるというところも砺波の特徴かなと思います」
夏野市長が4期目に取り組みたい課題としてまず挙げたのは、市役所の新庁舎の整備です。
能登半島地震の画元日の能登半島地震は、県民の防災意識を高めるきっかけとなりました。
市役所は災害対応の拠点となりますが、現在の庁舎は老朽化しているため、整備を急ぐ方針です。
建設地は、砺波市高道の県が廃止を決めた花総合センターに決まっています。
夏野市長「住民票とか印鑑証明っていうのはもう、マイナンバーカードがあれば市役所に来られなくても取れますので、そういった窓口をそんなに大きくしないで、逆に、市役所に来る、まあいろいろな深い相談とか、対面でやるべき相談エリアを増やすとか、そういったかたちでDXを進めていくということ。環境関係にも負荷を与えないような、そういったものも進めていきたいと思います」
このほか、少子化に伴う学校の再編では、小中学校の一貫校化ではなく、庄西、般若、庄川の3つの中学校を統合する考えです。
また、高齢化が進む中、住宅が点在する散居村での移動手段として、城端線、市営バス、そして予約制の乗り合い交通「チョイソコとなみ」の連携を強化して住民のニーズに応えていきたいとしています。
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