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富山県内震度1以上の地震247回 元日からおとといまで 過去20年で最多

KNB北日本放送 / 2024年12月23日 19時41分

KNB北日本放送

能登半島地震から間もなく1年です。富山県内で最大震度5強を記録した元日からおとといまでの1年の間に、県内で震度1以上が観測された地震は247回あり、比較が可能な過去20年で、年間の地震数が最も多くなったことが分かりました。

元日の能登半島地震で、県内では氷見市や富山市などで観測史上初めて、最大震度5強を記録しました。

その後、おとといまでに県内で観測された震度1以上の地震は247回にのぼります。これは、観測地点の数などから比較が可能な過去20年の間で最も多くなっています。

能登半島地震の震源に近く、その後も周辺で余震が続いているためです。

2番目に多かったのは、東日本大震災が起きた2011年の81回。3番目は2007年の57回で、この年は能登半島で最大震度6強の地震が発生しました。

一方、全国で見てみると、過去20年間で最も多かったのは東日本大震災のあった2011年の1万638回、次いで熊本地震が発生した2016年の6587回、今年は3640回で3番目に多くなっています。

環境防災総合政策研究機構によると、能登半島地震後の地震活動は時間とともに減少していますが、先月26日にマグニチュード6.6の地震が発生し、これは元日以来、最大規模でした。

震源地は、一連の活動域の西の端にあたる石川県西方沖で、活動域全体から見ると発生数の少ない地域でした。

最近は、この周辺での活動が多くなっています。

能登半島地震から1年近くになりますが、引き続き注意が必要です。

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