長引く寒波 除雪に苦慮する被災地住民
KNB北日本放送 / 2025年2月6日 20時21分
きょう、能登半島地震の被災地では。
網谷キャスター「高岡市伏木地区のこちらの道路では、液状化被害によって破損した消雪装置がいまも壊れたままです。水が出ておらず、路面がこのように雪で覆われています。」
高岡市伏木地区では、消雪装置が合わせておよそ1.6キロの区間で使えなくなっています。
能登半島地震の影響で、地下の配管が下がるなどして破損したためです。
きょうは除雪車が雪を除いた後、住民らが雪かきに追われていました。
網谷「毎日雪大変ですね?」
住民「そうですね、いやになってきますね」
「本当に不便で。この冬ずっとこの状態がね、消雪がないということは事故の原因にもなるし心配です。除雪車が来てくれるのはありがたいです」
公費解体が進む伏木地区。
こちらでは解体後の空き地が、持ち主の了承を得て地域の雪捨て場として利用されていました。
伏木古国府 自治会長・松井巌さん 「すごく不便で、逆に言えば消雪装置のありがたみを感じましたよね」
高岡市は道路の改修工事と合わせて、来年末の消雪装置の復旧を目指しているということです。
この大雪の中、小矢部市ではきのう80歳の女性が用水路の中で遺体で見つかりました。
長谷川記者「女性が発見された現場です。雪が積もっているとこのように用水路と道の境目が分かりづらくなっています」
警察によりますときのう午後2時前、小矢部市戸久にある用水路の中で、小矢部市興法寺の無職寺口千鶴子さん(80)が仰向けで倒れていたのを消防団員が見つけ、救急隊がその場で死亡を確認しました。
寺口さんは、おとといから行方が分からなくなっていて、警察や消防などが探していました。
消防によりますと、現場から50メートル以上離れた用水路の上流付近で、除雪にも使えるスコップが見つかったということです。
警察は、寺口さんが除雪作業中に用水路に転落した可能性があるとみて、調べています。
寺口さんは幅およそ2メートル、高さおよそ1メートルのふたのついた用水路の中で倒れていて、水深10センチほどの水が流れていたということです。
このほか、県内ではこの大雪に関連してけがをした人が、おとといからきょうまでに砺波市と高岡市であわせて4人いました。
このうち砺波市の60代女性は除雪作業中に転倒し、左手首の骨を折る大けがをしました。
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