富山県内 冬型の気圧配置は緩む 屋根からの落雪やなだれに注意

KNB北日本放送

冬型の気圧配置は緩みましたが、富山県内はきょうも雪や雨が降っています。屋根からの落雪やなだれに注意してください。

午前11時時点の積雪は、富山市で55 センチ、高岡市伏木が49 センチ、朝日町で75センチなどとなっています。

県内ではこれまでに積もった雪のほか、屋根から落ちた雪が道路を塞いでいるところもあり、朝から住民が除雪を急いでいました。

住民

「屋根に（雪が）あるでしょ、これがどかーんって（落ちてきた）。車が通ってなくて本当に良かった」

吉田颯人記者

「落雪があった場所からおよそ300メートル離れた場所です。こちらの建物でも屋根からまとまった雪が落ちてきたとみられます。道路の片側を完全にふさいでしまっています」

これまで交通に大きな乱れは出ていませんが、 雪で路面が悪い状態は続いていて、県警察本部のまとめではきょう午前8時半までの24時間に、県内で11件のスリップ事故が発生し、1人が軽いけがをしています。

このあと、あすの明け方ころまで雪の降りやすい状態は続く見通しです。

きょう午後6時までの12時間に降る雪は、いずれも多いところで平野部で5センチ、山間部で10センチ。

あす午前6時までの12時間では、平野部で10センチ、山間部で20センチです。

屋根からの落雪やなだれに十分な注意が必要です。除雪をするときは、作業はなるべくひとりで行わず、家族や隣り近所などに声を掛けて行うなど細心の注意が必要です。

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