菊地亜美が泉ピン子にガチで泣かされる...『ほぼ日刊 吉田豪』連載101
TABLO / 2014年1月5日 12時0分

菊地亜美、テレビ番組の収録で泉ピン子にガチで泣かされたことを告白。「これはプロレスだ、バラエティーの演出だ」と自分に言い聞かせて、泣きながら反撃を続けたという菊地亜美の根性にシビれたんですけど、基本的には決め事だらけのエンターテインメントのはずなのにガチが入り込む要素があるテレビの世界の恐ろしさを痛感させられた次第。泉ピン子といえば、久本雅美と柴田理恵の二人芝居を観に来たときのエピソードが最高なんですよね。久本雅美は「ピン子さん良い人だから温かく見てくれるよ」と呑気に構えてたけど、柴田理恵によると「いつも以上に力を入れて舞台を頑張ってたのよ。しかし、なぜかその日に限って客席を盛り上げよう、盛り上げようと、舞台から客席に向かってパワーを送るんだけど、一列目、二列目、三列目までは行くけれど、どうしたことか、一番奥の客席の方から冷蔵庫の冷気のような冷たい風が吹き返してくるの。『これだけ熱い熱気を送っているのに、どうしてなんだろう?』とクビを傾げていた」状態だった、と。そして、売れない女優が売れている女優への嫉妬と憎悪を口にしながら生卵を投げ付けるシーンになると、なぜか舞台を暗転するために使うスライドの機械の位置がなぜかいくら直してもズレるトラブル発生。「『おかしいなぁ、おかしいな~』と思っていたら、後ろにピン子さんがいて足で機械を蹴っていたの。『ふざけんな!! 何いってんだ』と言いながら」「『カスの女優が羨ましいと思っている大女優に嫉妬と文句を言う、そう ゆう設定なんですよ』と言っても、ピン子さんは真面目な方だからすごく怒っていて、芝居が終わるやいなや『演出家はいないか? 作家は誰だ? こっちに来い』と烈火のごとく怒ってらっしゃった」(柴田)とのことで、喰始先生大ピンチ! そして、こんな物騒すぎるエピソードを紹介した後で「ピン子さんという人は誤解を招くような言動が多いと言われがちな人だけど、現場での判断は天才的。カメラワークやアングル、カットなど『おかしい、間違ってる』と指摘したところは、すべてその通りのすごい人。だから、ピン子さんのことを『怖い』とか『うるせい、うるせい』と言う人は信用できない」と柴田理恵がまとめてるんですけど、全然フォローになってない気がします! 怖いよ!
Written by 吉田豪
Photo by かのじょ? 菊地亜美 Air control [DVD]
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
佐藤B作 50年来の親友で“頭が上がらない”実力派俳優とは 劇団の稽古場の借金を返せたのは
スポニチアネックス / 2025年2月6日 16時47分
-
久本雅美、初共演の大湖せしるに「どっちかわからなくなるんじゃないか」
ORICON NEWS / 2025年2月4日 16時23分
-
久本雅美 3年ぶり舞台『毒薬と老嬢』念願の再演もキャスト陣に不安げ「ちょっと前途多難だな」
東スポWEB / 2025年2月4日 16時13分
-
久本雅美、天然エピソード続出のカンパニーに「大丈夫か?」
ORICON NEWS / 2025年2月4日 16時10分
-
萬田久子 豪華な交友歴「ファッション関係は多かったかも。芸能界でも」 30年来の友人という意外な人物
スポニチアネックス / 2025年2月2日 13時26分
ランキング
-
1小島よしお「マイナス2度」北の大地での渾身ポーズにファン悲鳴「風邪ひかないで」「見てるだけで寒い」
スポニチアネックス / 2025年2月11日 16時57分
-
2ケンコバ “BSブーム到来!?”大物芸人が次々と参入する裏で…放送終了の番組に言及「席の取り合いに」
スポニチアネックス / 2025年2月11日 15時54分
-
3「母は斉藤慶子」局アナが突然の告白、似ている“顔の箇所”と注目集まる母親“本格復帰”の可能性
週刊女性PRIME / 2025年2月11日 13時0分
-
4飯島直子、すっぴん公開?「お綺麗」「ハリツヤすごい」絶賛の声
モデルプレス / 2025年2月11日 17時8分
-
5ロケ中の高齢男性“大やけど事件”にフジ港氏関与で批判、無限に湧き出る“隠ぺい体質”の証左
週刊女性PRIME / 2025年2月11日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
